Friday, September 2, 2011

出産!前編(8/30)

ついに産まれました・・・破水から38時間、ながーい1日というか2日というか。
忘れないうちに、時系列でまとめてみたいと思います。まずは1日目から。


8月30日
2:30 AM ごろ
生理痛のような痛みで目が覚める。間隔を測るが8分・9分・12分などバラバラ
そうこうしてるうちに何かがニョロっと漏れ出す感覚があった。尿漏れではないと確信があったのでトイレへ・・・血の混ざったおりものが出ていたのでおしるしかな?と思い再びベッドへ。


5:00 AM
結局この時間まで陣痛らしき痛みが続く。が、間隔がどんどん広がっていき最終的には寝てしまう。


8:00 AM
まだほんの少量の出血は続いていたのでとりあえず旦那を起こす。事情を説明し再びトイレに行こうとしたところでかなり大量の何かが漏れる感じがする。
どうやら破水かも、ということで病院へ電話。「とりあえず生理用ナプキンを当てて1時間様子を見てナプキンがすごく濡れるようなら病院へきてください」といわれる。今すぐじゃなくていいんだ・・・アメリカコワイトコロデース。
とりあえず軽く朝食を食べ、旦那と母の準備が出来るのを待って病院へ出発。陣痛が来てないので家に帰されるかな?と思いつつ。念のため用意した入院道具一式は車に乗せることに。


9:30 AM
病院到着。歩くたびになにかが漏れる感じがしてかなり不快。
Triage Room(お産の準備が出来ているか進行を確認する部屋)が一杯とのことで1時間ほど待たされる。これ陣痛とかがきつくなってきてたら辛いだろうななどと考える余裕もまだあり。


10:45 AM
Triage Roomへ。ここで下着を脱いだり準備をしてまた待たされる。そうやって待っている間に、さっきまで少しだったのにドンドン羊水がでてきた。
そうして待っている間にドクターが現れて「破水してるか見ますねー」って言いながら私の上にかかってるシーツをめくった瞬間、「あ、してるわね」。相当出てたみたい。
破水したのでInduced Labor(陣痛促進)をするとのこと。怖いなぁ。


11:30 AM
LDR(Labor & Delivery Room)へ移動。日本は陣痛と出産と別の部屋ですることが多いみたいだけど、アメリカでは同じ部屋でそのまま産みます。この日あいているLDRはこれで最後とのこと。Nurseに質問を色々されBaby Monitor(心音と陣痛をはかる)、血圧計をつけ、IV(点滴)を入れる。アメリカではLaborが始まったら一切の飲食は禁止、唯一口にしていいのはアイスチップ(小さく砕かれた氷)のみ。これは出産間近の時の吐き戻しを防ぐためと、緊急の場合麻酔をするために胃をからにしておく必要があるそう。なので出産まで点滴はつけっぱなしだそうです。さらに、緊急の処置の時に針を刺さずに中身をかえるだけで作業が出来るための点滴でもあるようです。
そしてどういう処置にするかを聞くためMidwifeを待ちますが・・・とても忙しいらしく誰もなかなかやってこないまま待ちの状態。聞くとこのLDRは本日最後の空室だそう。出産ラッシュなのかな。
さらにこの間に麻酔科医がやってきて無痛分娩の説明をしてくれた。そして、コンセンドフォームに今サインしておけば、もし計画していなくても無痛にしたくなった時にすぐ用意できると。私は最初から無痛分娩するつもりだったのでそそくさとサインしました。ただ薬が効かない人もいるらしく、私の友人に効かなかったという人がいるので、それはちょっと不安・・・


2:00 PM
Midwife(助産師)がついに診察にやってきた。子宮口は指一本分ほど開いているそうだが、まだまだ硬いとのこと。陣痛を進める前に子宮口をやわらかくする必要があるとのこと。そしてそれがうまくいって子宮口が開けば陣痛促進剤でお産を進める、やわらかくならなければ破水しているのであまり猶予がないので他の方法を考える、とのこと。
そしてCytoxという薬を飲むらしい。この薬は胃潰瘍に元々使われる薬らしいが、子宮口をやわらかくする副作用があり妊婦には禁忌の薬だとか。


2:30 PM
ナースがCytoxを持って来てくれてびっくり。なんと小さな錠剤がさらに半分に割られていた。こんな小さいのでホンマに聞くんかなと思いつつ薬を流し込む。
この時点で一度旦那を家に帰した。この日はミリタリーの制服で学校に行かなくてはいけない日で、病院に行くと決めた段階ですでに制服を着ていたのと、破水じゃなかったらそのまま学校に行くつもりにしていたので、私服に着替えて出てきてもらうことにした。あと、母も旦那も病院に来て以来何も口にしていなかったはずなので、昼食も買ってくることに。私は食べられないんだけどね・・・
Cytox服用後4時間の子宮の硬さで今後の処置を決めるとのことだったので、この間に陣痛が起こることはないだろう、という読みで2人に出て行ってもらったのですが・・・なんとこのあとすぐに少しずつ陣痛っぽい痛みが始まりだしました。


4:00 PM
だんだん陣痛がひどくなってくる。最初は1分くらいの痛みが8分おきくらいで、痛みは生理痛のひどいみたいな感じ。痛みの間は何も出来ないくらい痛いが間隔があいているのでまだ我慢できるかと思いつつMidwifeが4時間様子を見るといったのでこのさき2時間半後のことを考えるとちょっとぞっとする・・・
ちょうどその時ナースからNarcoticを勧められた。これはChild Birthのクラスでも聞いたが、痛みを取り除くというよりも痛みを減らす(英語で痛みの角をとるといわれた)薬らしい。痛みが少しずつ増していたのでやってもらうことにした。
最初点滴に入れるときに「クラクラするからクラクラし始めたらいってね」といわれた。入れて2分くらいしたらクラクラ本当にしてきた。そして痛みはあるのだが、テンションが上がるというかなんと言うか、楽しい気分になってきた。Narcoticを辞書で調べたら「1.麻薬」と書いてあった。どうりで楽しい気分になるわけだ(笑)


5:30 PM
そうこうしているうちに、だんだん痛みがひどくなってきてその上5分くらいの痛みが2分くらいに来るようになってきた。それが痛いのなんのって、のたうち回るような痛み・・・。痛みが来るたびに旦那が腰をマッサージしてくれるが、痛みが多少は和らぐが、それではどうにもならないくらい痛い。とにかく痛い。
見かねた旦那がナースに連絡して、Epiduralを入れれるか聞いてくれた。一応4時間は待てといわれたし無理だろうなと思ったけど、とりあえずMidwifeに聞いてくるといってくれたので返事を待つことに・・・その間にもまた痛みがやってくる。つらい。


そうこうしているうちにナースが部屋に来た。なんと誰かを連れて・・・麻酔医!ナースも麻酔医も神に見えた。。。
準備に時間がかかるけど20分くらいだし、準備できたら5分で完了するからね、といわれる。準備のため背中をあけベッドに腰掛け、麻酔医に背を向けます。これで背骨に針を入れてそこから麻酔の薬Epiduralが入れられます。
腰を消毒しまずは周辺に軽い麻酔を入れます。実際に背骨に針を入れるのは結構痛いらしく、そこで動くとかなり危ないことになるらしいのでこうして先に麻酔させるそう。
そして背中にテープがあちこちに張られ、いよいよ準備完了。背骨に針を入れます。この作業の間絶対に危険だから動くな・・・と言われますが、なにせその間に陣痛が来るのが痛くてたまらんのだ。対策として私の目の間に旦那を座らせ私の手を握らせる。そして痛くなったら我慢するために手を思いっきり握ってもいいと。その間本当に辛かったけど、これを我慢すればこの痛いのから解放されるのだと思ってとにかく我慢我慢我慢。
針を入れ終わったらまずテスト分だけど注入し、その後薬を投入。薬を入れるときには背中がつめたーい感じになったが、それはこれから薬が効いてくる証拠なのだそう。早く効いて欲しい!


6:00 PM
気がついたらかなり長い間痛みから遠ざかっている気がする。旦那にモニターを見てもらうと、かなり大きい陣痛が2分おきにきているそう。でも、全然痛くない。Epidural最高かもしれん。


6:30 PM
再びナースがやってきてEpiduralの効きについて聞かれる。そして膀胱にカテーテルを入れるとのこと。下半身の感覚が麻痺するので、尿意も全く感じないそう。カテーテルを入れるのもまったく痛くない、というか何も感じない・・・
でも尿意がないということは便意は?もらす事もあるかもしれないが、あの痛みを我慢するのならちょっとくらい恥ずかしい思いをしてもいいかと・・・2つを天秤にかけたら間違いなくウンコをもらすことを選ぶ。それくらい痛かったのよ、陣痛が。
促進剤を入れると急に痛みが増すので、自然にくる陣痛に比べて痛みを感じると聞いたことがあったが、どうやら本当のようだ。


7:15 PM
再びMidwifeがやってきて、Cytoxの効き目を確認しに来た。私はすでに破水をしているので、感染のリスクを防ぐため出来るだけ子宮口チェックを少なめにしているのだそう。いずれにしても子宮口チェックは痛いのでいいのだが・・・
そして実際に子宮口のチェックが始まる。膣に手を入れられても、子宮口を触られても何も感じない・・・すごいぞEpidural!
この時点でかなり子宮口はやわらかくなりそして3cm開いているとのこと。薬が効いてお産が進んでいるらしい。すばらしい。ち内に児頭位置は-3。


9:50 PM
再び子宮口のチェック。ここでナースとMidwife共に昼シフトから夜シフトの人員に交代。「私たちが居る間に生まれるかしらー」って言われたけど、朝7時までには産まれるのかな?
今度は5cmまで開いてきた。確実に進んでいるのでこのまま陣痛促進せずに様子をみることに。とりあえず本日の出産はなさそう。この時点で児頭位置は-1。


このEpiduralの唯一の欠点は、とにかく足が何も感じないのでずっとベッドの上に居なくてはならず何をするにも人の手が必要なのこと。幸い旦那と母と2人居るので色々頼めて本当に助かる。カテーテルを入れてるのでトイレにも行かなくてもいいし、陣痛がきていても仮眠を取る事もできる。
ものをとってもらったりといった所用を誰かに頼むというのがクリアできれば、出産には最高の選択だと思う。痛みを感じて始めて母親として認められるっていう考え方もあるけど、時間のかかるお産でも体力を温存できるし、付き添いの家族も痛みがなくなることによって安心している気がする。私としてはEpiduralはお勧めします。ま、人により事情が違うし薬の効きも違うので一概には言えないかもしれませんが・・・


と言うことで初日はこれにて終了。出産に向けて2日目がスタートします。
続きは後編にて。

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