Wednesday, September 7, 2011

入院生活 - 9月1日~3日

もう実は数日前に退院しているのですが、出産のための入院生活のことを少し書いて残しておこうと思います。
アメリカでは基本的に出産後普通分娩の場合は24時間、C-Sectionの場合は48時間を目安に退院となります。日本のように1週間とかではないので、くつろぐ暇もないのですが・・・
ですが、私の場合予定外の帝王切開で、さらに子供はNICU(新生児集中治療室)にいることもあり、退院時期に関しては様子を見てと言うことになりました。結果的に出産後3泊で退院しました。


9月1日
出産後初めての夜は旦那と母には家に帰ってゆっくり寝てもらうつもりでしたが、麻酔が効いていて全く動けないのと子供がNICUにいることもあり、旦那に泊まってもらうことにしました。
そして明けて9月1日、旦那は学校へ行く前に母を連れて来てくれました。旦那が昼過ぎに病院に戻ってからNICUに様子を見に行くことにしました。
午前中に色んな人がやってきました。
まずBirth CertificateとSocial Security Numberの受付。この申請のためには名前が必要です。本当は生まれてゆっくり顔を見てから決定するつもりでしたが、昨日のうちに旦那がFacebookにてフルネームを公表してしまいました。ファーストネームは英語名、ミドルネームは日本名にしました。このブログでは日本名からとったユミと呼ぼうと思います。
その後Lactation Consultantが来て授乳について教わりました。NICUにいるのでとりあえず搾乳することを勧められました。出るのかな?
そしてナースがやってきました。昼に旦那が戻ったらNICUに行きたいと伝えると「歩く練習をしなくちゃ」と言うのです。そんな大げさなと笑ったら「あな大きな手術したあとなのよ」と言われました。私は帝王切開を甘く見ていた模様です。
とりあえず点滴をはずしてもらい、トイレまで歩く練習です。練習と言ってもトイレまで4・5歩です。余裕と思いきや・・・まず足が思うように動かない。みればありえないくらいパンパンにむくんでるし。足と言うか足全体がむくんでいて、太ももからお尻にかけてまでむくんでいました。帝王切開で血がたくさん出るのでその分点滴をするからむくむのだそうです。
そしてナースの手を借りて立ち上がる・・・クラクラします。もう2日ほど立ち上がってないので当たり前とも言いますが・・・
そしてトイレまで・・・この4-5歩が長い長い。なんとかトイレまでたどり着きました。
そこから尿道に入れられていた管を外しました。ちょっと痛かったけど一瞬でした。
トイレに行くのも人の手を借りる状態・・・本当に大きな手術のあとです。


その後旦那が戻ってきたのでNICUへ。車椅子を借りる。正直そんな大げさなと思うが、トイレに行くのにもあんなに時間がかかるので、歩いていくのは無理となるとそれしか手段がない。
NICUの前は2重扉になっていて、最初の扉を入ったらまず手洗い。そのあとインターホンを押して中へ入る鍵を開けてもらい、腕についている札を見せる。これが一致しなければ入ることは出来ない。この札は私と旦那だけが持っていて、それ以外の人は私たちがエスコートしなければ入れない。
奥に入っていくと、わが子が寝ていた。周りには未熟児で生まれた子が保育器に入っていたりしたが、ユミは保育器ではなくバシネットに寝ていた。が、体に点滴やらなんやら、いくつか管がつながれていてちょっと痛々しかった。
それでも顔はツヤツヤしていたし、元気に手足を動かしている。初めてゆっくりと眺めるわが子の顔・・・なんとも言えない感覚になった。
とりあえずオムツを替えさせてもらい、現在の状況を聞くために担当のナースを待った。吸引されてできた頭の内出血は徐々に収まってきている、がその内出血のため黄疸がひどくなっていることを告げられた。新生児は黄疸が出るものだが、値が高いのでもう少し様子を見たいとのことだった。黄疸さえ収まれば後は問題ないということを聞いてほっとした。
その後始めての授乳。さっき部屋に来たLactation Consultantが来てくれてとりあえずColostrum(初乳)は飲ませることが出来た。Colostrumは産後3日間くらいの間出るもので、私が持っている免疫などが含まれていて、それを体内に取り入れることにより免疫をつけることができるそう。
授乳に対する不安も大きかったが、とりあえず最初の関門は突破した模様。このままうまくいきますように・・・
夕方友人Bさんがお見舞いに来てくれた。一緒にNICUに行きユミを見てもらった。とても喜んでくれて私も嬉しかった。彼女は写真を撮るのが上手なのだが、その時に取ってくれた写真。カワイク取れていた。ありがとうBさん。


9月2日
この日の夕方にユミは無事にNICUを脱出し、私と同室に。だがしかし、まだ黄疸がひどいためPhoto Therapyを部屋で受けることに。
Photo Therapyとはなんぞや・・・と思いきや、部屋にたいそうな機会が運ばれてきた。紫外線を体に当てて黄疸を減らすんだそう。紫外線は目に悪いので、目隠しをされて紫外線の下に置かれたユミ。この目隠しがとにかくイヤみたいで、まだ思うように動かせないはずの手を懸命に動かしてこの目隠しを取ろうとする。一度は成功してしまった・・・
そうなると、もう気になって眠れない。ユミの手をつかんでウトウトするが、ちょっと声がする度に気になって目がさめてしまう・・・ちょっとした泣き声で部屋に泊まっている旦那も起きてしまう。親子3人でこんな思いをしてるんだから、このPhoto Therapyとやら効いてくれよ・・・


9月3日
そして迎えた翌朝・・・そろそろ家に帰りたくなってきた。あまりにもユミが嫌がるので、Photo Therapyは一旦中止。これで黄疸の数値が良くなっていればもうしなくていいそう。逆に言うと数値が悪ければまた眠れぬ夜を過ごすことに・・・頑張れ数値。
そうこうしているうちに、耳の検査をするCorpsmanがやってきた。頭にモニターをつけて音を聞かせ、脳波が反応しているか調べるそう。耳は聞こえているよう。
そして夕方。とりあえず私はDischarge(退院の許可のこと)された。痛み止めを山のようにもらう。これでユミの数値がよければ晴れて家に帰れる。数値が悪ければまた一泊。
結果は・・・数値が基準を下回っていたので、家に帰れる!ただ翌日にPediatricianに会って数値を再び確認しなくてはいけないらしい。
こうしてユミは初めて服を着て外の世界へ・・・ようこそ我が家へ。赤ちゃんとの新しい生活が始まりました。

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